たるなま語訳 流布本承久記

流布本承久記とは?

『承久記』の最古形態は『慈光寺本』だが、一番広まった物語が『流布本(古活字本)』です。『慈光寺本』と比べて、成立年代は後世ではありますが、『慈光寺本』にはない描写もたくさんあります。

史学的には参照されることは少ないのですが、「なぜ後鳥羽院がワガママ上皇のイメージがついたのか」「なぜ義時が不遜で嫌な奴なイメージがついたのか」などの理由がつまっています。

『慈光寺本承久記』と読み比べてみると、とても面白いと思います!

A5 32ページ

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